CRAFTSMANSHIP

ものづくり

藤高の品質を支えているのは、100年の歴史が育てた多くの熟練工です。一人ひとりが今治のタオルを愛し、自分の工程に誇りを持って取り組んでいます。

工程

藤高は、染色から完成まで一貫生産。
分業の多い今治では珍しい工場です。

1.綿花糸に合う原料を選ぶ

「本当にいいものを作るために
専用の糸を企画する場合もあります。
例えばF100というタオル。手摘みの
本当にいい綿をインドで見つけたんです」

2.染色染料を調合し糸を染める

「大変なところ? 同じ染色でも、
少しの違いで色が変わるところですね。
水質や気温の変化でも
色味が変わる、繊細な作業です」

3.整経糸を整え織る準備をする

「設計図通りに糸を巻くこの作業、
糸の違いや模様で巻き方が全然違って、
かなり腕がいります。手早く均一に
巻くには、経験が大事ですね」

4.製織織機を操りタオルを織る

「何十年も織ってるのに、同じタオルでも
織るたびに調整が違う…タオルって
まるで手のかかる子供のよう」
「技術を若手に伝えていきたいです」

5.企画図案作成やタオルの設計

「私たち企画メンバーみんな、
ものづくりが
大好き。タオルの工程は
複雑で奥深いですが、
イチから
創れる楽しさがあります」

6.後洗い糊をぬき風合いを出す

「水だけでなく化学工程が複雑に
絡む、
面白くも難しい仕事です」
「今治で一番きれいな水で
加工している
自負があります」

7.縫製タオルを縫製しタグ付け

「縫製方法も、タオルによって
微妙に
違います。
腕と集中力が試されますが
縫えた時の達成感が好きです」

8.仕上げ丁寧にたたみ箱詰め

「最終工程の私たちも責任重大!
もらった人が嬉しくなるよう、
タタミ方も
箱の入れ方も、
“丁寧に綺麗に”を忘れません」

技術ビト

「技術の藤高」を支えるのは、
確かな腕を持つ「人」です。

藤高は「技術の藤高」とも呼ばれ、糸染めから仕上げまで
一貫生産を行える、今治でもまれなタオルメーカーです。
その技術力の秘密は、100年の歴史が培った確かな人材。
今治タオル工業組合の技能検定で製織や整経の1級2級に
合格した熟練工たちを中心に、ベテランから若手まで
幅広い層の技術者が切磋琢磨して現場を支えています。

タオルマイスター

藤高が誇るタオルの最高峰技術者です。

今治に4名※しかいないタオルマイスターの
うちの1人が写真右の人物。藤高で50年以上
タオルを作り続ける豊田一也です。このタオル
マイスターの称号は、「国の技能検定1級」
「実務経験20年以上」など様々な基準をクリアした
最高峰の技術者のみに今治タオル工業組合から
与えられます。 ※2019年10月現在

特許技術

藤高はタオルの新技術開発にも
取り組んでいます。

特許技術1.上糸消去

写真のタオルでいうと、パイルのない白い平らな部分に
使われた技術で、名前の通り、表部分に本来現れるはずの
上糸(パイル糸)を消去し、地糸の糸色のみで色表現する
技術です。この技術がなければ、白い部分は地糸の白と
パイル糸の黄色、ネイビーの3色がミックスした見え方に
なります。プラス1色の鮮やかな柄表現を可能にする技術です。

特許技術2.五彩織り

写真や絵画を、タオルでもまるでフルカラー印刷のように
再現できる技術です。参考にしたのは、紙の白とインクの4色で
再現するインクジェットプリントの印刷技術でした。タオルの場合、
5色の糸で巧みに織り上げ、精密にフルカラーを再現します。
ものづくり日本大賞で経済産業大臣賞を受賞した特許技術です。

特許技術2.五彩織り

特許技術2.五彩織り