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今治タオル
『今治タオル』の正しい読み方とは? 由来と特徴を解説!
2020.08.02
こんにちは、FUJITAKA TOWEL GINZA店長の山田です。
「今治タオル」なんて読むのだろう・・・・「いまじ」?「いまばる」?
正しくは「いまばり」と読みます。どうして「いまばり」と読まれるようになったのか、
読み方の由来や今治タオルの歴史についてまとめましたのでぜひ参考にしてください。
「いまばり」の由来について
築城の名手と名高い藤堂高虎が、関ヶ原の戦い後に伊予国を授けられ、「これからこの地を治める」の意を
込めて「今治」と命名したと伝えられます。今治は最初から「いまばり」と呼ばれていたわけではありません。
「いまはり」「いまはる」「いまばる」など様々な呼び方があり一定されていませんでした。大正になり今治を
「いまばり」と呼称することが市議会で議決され呼び方が統一されていきました。読み方を間違えられがちな
今治ですが、あながち間違いでもないかもしれません。
「今治タオル」はどこが良い?
江戸時代から「いまばり」という地名になった今治ですが、「今治タオル」という言葉で
地名を知ったという方もいらっしゃるのではないかと思います。
最近では「今すぐ治る」とかけてお見舞いとして今治タオルを選んでくださる方もいらっしゃいます。
なぜ今治タオルが有名になっていったのでしょう?
天然の良質な水に恵まれた今治
日本のタオルの歴史は浅く、日本で製造が開始されたのは明治に入ってからです。
今治には西日本最高峰の石鎚山に隣接する高縄系を源流とする蒼社川が流れ、この伏流水は高度が低く、
カルシウム、マグネシウムなどの金属イオンが少ない特徴を持っています。天然の良質の水を製造時に用いる
ことで糸や生地自体の発色・白度・柔らかさを安定させ、肌触りの良い吸水性の高いタオルに仕上がるため、
土地柄生産がしやすかったようです。
確かな吸水性などの品質基準
現在今治には約100社ほどのタオルメーカーがありますが、「今治タオル」のブランドロゴマークを
つけられるのは「今治タオル工業組合」が定めた審査基準をクリアしたもののみになります。
使用1回目から吸水性を保証するために設けられた吸水性の「5秒ルール」など、様々な試験があります。
(*5秒ルール・・試験片を水に浮かべ、水を吸収し沈み始めるまでの時間が5秒以内であること。)
今治タオルブランドマークがないものでも良いものもたくさんあるので、お気に入りのタオルを
見つけたいですね!
まとめ
「今すぐ治る」ともかけられる今治(いまばり)タオル。
御見舞いにもぴったりなお品物をFUJITAKA TOWELでも取り揃えております。
是非サイトものぞいてみてください。